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〜過去の釣果データ 〜

仕切り線

2008年釣果データ

冬の釣り〜前年冬至〜春分の日までのデータ
1月〜3月は仕事が忙しくて釣り出来ず!

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ1
風も無く凪いだ状態の常陸利根川 鯉・76cm 海から遡上したボラの稚魚の大群 〔河川名・日時〕
常陸利根川・4月12日・13日〔天候・風向〕
12日・晴れ・微風
13日・曇り後雨・東の強風
〔水温〕
12.5度〜15度・
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+
練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
鯉76cm・他にバラシあり
〔コメント〕
12日の日中は水温が15度まで上昇するも深夜〜翌日は気温も上がらず、再び下降して12度台。それでもようやくのシーズンイン!なんとか型を見れて良かった。
 関東地方では3月中旬から暖かい日が続き、急速に季節は春らしくなったが、4月も2週目に入ると予想通り花散らしの雨が降り、天気は数日周期で寒暖が激しく入れ替わる。ようやく今シーズンの釣行を迎え、水曜の深夜に水路を徘徊してタニシ探しをしたが、思った程採れず、釣行当日夜に再び2時間半程エサ採りをしてから、去年調子の良かった常陸利根川に入釣した。

時刻はすでに深夜の2時半、風は微風で時折沖目で大型魚がハネる以外は静かである。去年のデータからこの時期の常陸利根はまだ1〜2週早い気もするが、釣れることを祈って3:40第1投。一昨日の降雨の影響もあって水温は12℃と低い。しかし、予報では「明日は晴れて気温が20℃前後まで上がる」とのこと。期待しながら仮眠に入る。

さすがに朝は寝不足で中々寝袋から抜け出せないでいたら、9:20に突然センサーが鳴った!水門前の竿にアタっている。急いで取り込みに向かい竿を持つと良型の手応えが伝わって来る。「よっしゃ、ヒットだ!」・・・しかし、喜んだのもつかの間、竿を立て、寄せに入ったら最初の締め込みであっさりとバレてしまった。

 気を取り直し打ち返し。アタリが続かないので日中は裏の水路でタニシ探しをしたり昼寝をして時間を過ごす。水温は昼前に計り直すと15℃台まで上昇しており、水も下流に向かって動いている。田んぼでしろかきをしていた地元の農家の方に話を聞くと、「明日からポンプを稼動させ田に水を入れるよ」とのこと。やはりまだ1週早かったようだ。

夕方まで強い流速でラインが引かれるのを嫌い、岸近くに仕掛けを打っていたが次のアタリも無いままに夜を迎えた。21:00、流れはすでに収まっていたので少し沖目に打ち返しをする。その後車内に戻ろうと護岸を歩いていると、水門付近で妙な音がしているのに気が付いた。見ると何かの稚魚の群れが泳いでいるようなので、試しに網を入れると御覧のような大群で採れた。稚魚の正体は海から遡上してきたボラの幼魚。それにしても一回の網入れで数キロも入った。この後は何も無く車内待機で眠りに付く。

夜中、センサーの音で目が覚める。キャップライトを付け竿までダッシュ!
朝のバラシがあったのでここは慎重に寄せる・・・引きはそれほどでもないがシーズン最初の獲物を無事キャッチ。鯉76cm、抱卵していないのでオスの個体のようだ。計測後素早くリリース。続いて4:00、同じ竿に再びヒットするも杭に巻かれて取り込めず。5:00には隣の竿のセンサーが入ったが空アタリで終わった。

翌日は朝から肌寒く東の強風で前日とは打って変わっての激荒れの天候。
おまけに雨も降って来た。水門裏の揚水ポンプは8時から静かに稼動を始めたが、アタリはなく12時で撤収。
常陸利根川の本格的な鯉の乗っ込みはもう1〜2週位してからになりそうです。

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ2
漁師が仕掛けた鰻捕りの杭が無数に並ぶ釣り場 この杭に結んであるロープに仕掛けが絡む! 鯉・80cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・4月26・27日
〔天候・風向〕
26日・曇り・北東強風
27日・雨・北の強風
〔水温〕
13.5度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針
〔釣果〕
鯉80cm・他にバラシあり
〔コメント〕
4月の後半ですが、水温上がらず、思ったより食いが悪かったです。
前回は久々の釣行で少ないアタリの中、バラシはあったがなんとかは型は見れた。今回はサイズアップを狙い出撃。

それにしても4月は天候が安定しない。3日〜4日晴れてポカポカ陽気が続けば水温が上がり一気に食って来そうな感じはするが、釣り場に着けば北東の冷たい風が吹いていて、水温はこの時期にしては低い13.5℃。とりあえずは朝マズメに期待して深夜2:30に仕掛けを投入したが、いきなり根掛かりする始末。・・・やな予感。

早朝は3人組のバスマンの話し声で起こされた。時刻はまだ5時台。天気は曇り空に薄日が差す程度のはっきりしない空模様。前夜からの風もあり水面はざわついている。それにしても気温が低いせいか肌寒い・・・「今回も苦戦しそうだ」8時半に打ち返し。

 11:20、裏の水路でタニシを探して戻ったところセンサーが鳴っている。「やばっ!」竿を見ると上流側に走ったらしくすでにラインが杭に絡んでいてアウト。あ〜あ、またやっちゃた・・・。この場所では杭をいかに交わして取り込めるかが釣果を伸ばす最良策なのに・・・。止む無く仕掛けを再セットするため竿を片手に車に戻ると、水門を挟んだ別の竿のセンサーも鳴っていて、どうやらヒットした魚にこっちのラインまで引っ掛けられてた様子。結局2本共仕掛けを作り直して入れ直し。まーアタリがありそうな時間に釣り座を離れた自分が悪いと諦めた。

昼過ぎから車内でうたた寝をしているとセンサーの音で起こされた。時計を見ると15:30、取り込みのためアタリのあった竿の前に来るがラインは出ていない。穂先は入ったままなので軽く聞きアワセをすると竿に乗り、魚体の抵抗が伝わって来た。杭を気にしながらタイミングを計って一気に手前へ寄せてネットイン。少し黄金色がかった綺麗な鯉80cmをゲット。続いて16:00にもアタリがあったが、これはアメナマちゃん。

その後はアタリが続かず夜を迎える。20時半からは雨粒も落ち始めた。「今日のパターンだと19時半前後が次のヒットタイムか?」・・・と予想しながら待つがまるっきりダメ。23:00に一度センサーが鳴るが空アタリ。夜中も全くアタらないまま朝を迎えた。6時過ぎに打ち返しをし済ませ車内待機。一晩中降っていた雨は明け方に止んだようだが、曇り空からは時折ポツポツとまた雨が落ちて来る。風は北に向きを変え7時半からは本降りになる。結局、昼近くまで粘ったがアタリ貰えず納竿。

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ3
霧雨にけむる常陸利根川 アオウオ・65cm アオウオ・63cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・5月4・5・6日
〔天候・風向〕
曇り後雨・北東〜北強風
〔水温〕
16度

〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリッド・釣友は吸い込み+食わせタニシ
〔釣果〕
アオウオ・65cm・63cm
釣友釣果アオウオ60cm
〔コメント〕
GW後半も天気が悪く、釣果はジリ貧状態。今シーズン初のアオウオも良型は出ず。
 前回の釣行直後から、ようやく関東でも晴天が続くようになり天候が安定してきた。当初、GWの後半は「行楽日和」との天気予報が出ており、それを信じて釣行準備をしていたが、直前になってコロリと変わり曇りマークが並ぶTVの画面を見るようになる。しかし、水温はそろそろ上がって来る時期だから、「竿を出せれば、なんとかなるだろう」と軽く考えて、4日の日中よりのんびりと出撃。

GWということもあり、ある程度の行楽渋滞を覚悟していたが、幸い道路は混雑も無く、昼過ぎにはいつものポイントに到着。先行者も居ないので手早く竿のセットを済ませ13時半に仕掛けを投入。今日のコンディション、水温は16℃。天候は曇りだが、すでに空からは雨粒が落ち始めている。、風は北東の強風で水面は荒れ気味、それでも鯉のハネは確認出来た。時折ジェットスキーの往来があり多少気になるが、それ以外はバスマンの姿も無く静かにアタリを待てる至福の時を過ごせそう。

竿の打ち込みも済み、車に戻り仮眠出来るように一通りの片付けをした15:20に最初のアタリを知らせるセンサー音が鳴る!急いで竿を持ち、軽く合わせてファイト開始。軽快な走りと小気味良い引きで上がって来たのは、今シーズン初のアオウオ。残念ながらサイズは小型の63cmだが、久々に1本目をバラさずに上げたので次に期待。・・・しかし今が時合いと思っていたのに後が続かず、時間だけが過ぎ外はあっという間に夕マズメから夜。セッティング中から降り始めていた霧雨はすでに小雨に変わっていた。

期待に反して夜中も受信機が鳴ることは無く、早朝6時20に打ち返し。・・・「それにしても次がアタらない。前日の竿出しの際は良さそうな感じだったが」・・・。今朝は風も無く水の動きも悪い。それでも9時頃からはようやくモジリが出始めた。
9時25分過ぎ、風も無いのに車が揺れているのに気が付いた。・・・「地震かな?」・・・「やばいなー」、そんんなに大きな揺れでは無いが、自分の経験上では地震の前後は食いが悪い。結局アタリも貰えず時間だけは過ぎて行く・・・。

13時半、1年振りに釣友のM氏が合流して隣に竿を並べた。しばし釣り談義に花が咲く。15:00、なにげに自分の竿を見に行くとラインが弛んでいて、どうやら魚がヒットしているのに気が付く。居食いのためセンサーが巧く入らなかったようだ。幸いバレてはいなかったのでそのままリールを巻くと、これも小型のアオウオで65cmを追釣した。

しかし前日と同じで次のアタリが続かない。吸い込みで狙っているM氏の竿にも鯉はおろか、アメナマさえ来ず、まるっきり食い気が無いようだ。・・・去年のデータからこのパターンは?・・・と思っていたら、夜も更けてきた23:20にようやくM氏の竿のセンサーがオン!サポートのため私も玉網を持って駆け着けるが、ヒットしたようだが引きも明快に竿には出ていない。M氏が軽く聞きアワセをくれ、巻きに入るとるとようやく「何か付いてるよ」との返事。
数秒後、キャップライトの明かりに照らされたのは、予想通り小型のアオウオで60cm。とりあえずM氏にとっては初めてのアオなので記念撮影。

 当初は5日の夜の撤収の予定だったが、天気が回復するとの予報で、条件変りを期待!M氏と2人サイズアップを狙い半日遅らせることに・・・しかし、やっぱりアタリは単発で終わり夜中は爆睡。翌朝は6時半に打ち返しをして最後の数時間に望みを託したが、タイムリミットになり撤収。水門周りのポイントをM氏譲り彼に期待したが、夕刻、彼より「アタリが無いので16時頃で勘弁してやった」との残念なメールが入った。 

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ4
鯉・88cm 鯉・76cm アオウオ・80cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・6月7・8日
〔天候・風向〕
7日晴れ/8日・曇り時々小雨・南東の微風
〔水温〕
20度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリッド
〔釣果〕
鯉88cm・76cm・65cm
アオウオ・80cm
〔コメント〕
鯉は他に良型のバラシアリ、アオウオは前回よりサイズアップもmには届かず。
  5月の週末は雨続きで釣行を見送っていたが、6月に入りようやく土曜日に晴れの予報が出たので、1ヶ月ぶりに常陸利根川に出撃した。金曜深夜に自宅を出発し午前1時過ぎにポイントに到着。水温は20℃で流れは無い。南寄りの優しい風が吹いていて心地よい。2時半に仕掛けを投入し3時には仮眠に就く。

早朝5:00、一番下手に出してる竿にアタリ!とりあえず寄せようと思ったがすでに杭に絡んでる状態。「まいったなあ、一発目からかよ」とボヤきながらもドラグを締め強引に巻くと杭からなんとか外れて鯉65cmをゲット。

2時間の仮眠では当然ながら寝不足なので再び寝入っていた9:20に2発目のアタリを知らせるセンサー音!今度は上手の竿だ。堤防法面の上から竿を見ると良い感じでしなっている。数分間のやり取りを楽しんで上がって来たのは76cmの鯉。この2本はカケ上がりの上で食って来た。

その後はアタリも途切れ昼近くになったので打ち返しをする。40号の錘を付けているが沖目に投入した仕掛けはすぐに下流に流される。この時間は水が動き出しているようだ。13:30水門上手側に出した竿にアタリが来た。穂先が入っているのを確認して巻きに入る。朝の2本より型が良さそうだと思ったら、上がって来たのは小型のアオウオ。計測のため玉網を担いで車に戻ると別の竿のアタリを知らせるヒット音!「ダブルヒットだ」、草の上にアオを置いて再びファイトに行く。こっちも中々の手応えで期待に胸が膨らむ。・・・数分間のやり取りで魚体を寄せて来た。良型の鯉だ!80後半〜90台はありそう!「よーし」網を伸ばしてネットイン・・・と思った瞬間、運悪く針から外れてしまった。・・・う〜ん残念。気を取り直し、先程上げていたアオウオの計測をすると80cm。

やはりバラシの後はアタリが遠くなる。夕方まで昼寝をして時間を潰すが次が来ず夜になってしまった。日中吹いていた風も収まり川面はベタ凪状態。20時過ぎにエサの点検のため、仕掛けの打ち返しをする。カップラーメンで遅い夕食を済ませ、「ここから夜中はゴールデンタ〜イム」と、期待していたが水の動きも止まっているので夜半には諦め・・・果報は寝て待て!の格言に従って爆睡モードへ・・・。

翌早朝5:15、待望のアタリを知らせるセンサー音が鳴る!急いで寝袋から這い出し取り込みに向かう。ヒットしたのはは一番上流側の竿。ラインはすでに沖合いまで引き出され、持った竿からは良型と確認できる重さだけが微かに伝わって来るだけ・・・ドラグを締め寄せに入るが、水門を挟んだ下流側の杭の辺りでラインが引っかかってしまったようだ。これ以上無理に寄せると根掛かりでアウトになる。「やばい!どうする?」・・・、とりあえず一度リールのラインをフリーにしてピトンに戻し、玉網を水門下流側に置き直しに行き、再び竿を片手に、水門の揺れるゲートの上を渡って、なんとか下流側に無事移動完了。その後杭に絡んだラインを確認しながら穂先を2・3度アオると杭からラインが外れた!他の4本の竿をかわして一番下手側でファイト再開。杭に注意しながら慎重に寄せてようやくネットイン。90には足りないが、満足の引きを見せた88cmの鯉を取り込んだ。

続いて7:30にもアタリが来たが、寄せの途中でバレてしまった。8時前後からはポツポツと雨が降り始めるがなんとか天気は持ちそうな気配。しかしこの後はアタリも無くなり11時半で撤収した。

夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ1
鯉・78cm 鯉・70cm アオウオ・61cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・6月21・22日
〔天候・風向〕
曇り後雨・
21日夕方より南西風
〔水温〕
22度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+
練りエサ併用のハイブリッド

〔釣果〕
鯉78cm×2本・70cm・
60cm
アオウオ61cm

鯉・78cm 鯉・60cm
〔コメント〕
水温は適温状態。小型の群れが寄ったか?アタリはあるものの針がかり悪く苦戦。
今週は梅雨の中休みといった感じで晴天が続いていたが、週末は一転して雨の予報。しかし、エサのタニシも確保出来ていたこともあり予定通り出撃した。道中はまだポツポツと落ちてくる程度の雨だったが、午前3時の第1投の頃から本格的に降り出した。

水温は22℃、今夜は風も無く湿度が高いので蒸し暑さを感じる。水面は静かだが、裏の水路ではヨシキリやウシガエルが深夜の静寂を破るように騒がしく鳴いている。仕掛けを投入した後、手早く車内を片付け仮眠に入った。

早朝5:00センサーの音で目覚めたが空アタリで終わる。この時間、雨は止んでいるようだ。次は少し時間が開いた8:40に同じ竿にアタリが来た。
今度も穂先が少し入っただけでクリップからラインが外れていない。一応軽く聞き合わせると、ようやくゆっくり魚が走り出した。引きはそうでもないので杭に注意しつつ寄せて、鯉70cmをゲット。続いて9:30、水門下手の竿にヒットしたが、掛かりが浅くすぐに外れてしまった。これで午前の時合いは終わったようだ。

今日は降ったり止んだりの天気なので、待機の間は車内で仕掛けを作って時間を潰す。昼前、通りかかった地元の鯉釣り師から声をかけて頂いた。「いつもHPを見ている」とのこで、しばし雑談を交えて情報交換。20分位話してただろうか?その方が帰ってすぐにセンサーが鳴ったがエサだけ盗られ針がかりせず。14:20に再度来たアタリでようやく小型のアオウオ61cmを釣り上げ2本目を追釣。

17時、岸近くでモジリが出始めた。30分程、竿先の変化に注意しながら待っていたがヒットして来ないのにしびれを切らし、全ての竿を打ち返した。・・・小一時間経っただろうか?西風が吹き出し、その風にあおられて水面にさざ波が起こる。・・・18:40、センサーが鳴るがエサだけ盗られる。今日は朝から空アタリが頻発している。小型の群れが寄っているのか?竿に乗らない。20:20、また受信機からアタリを告げる音が鳴る。「今度も空アタリか?」と期待せずに取り込みに向かい竿を持ったところ、魚の付いている感触に一安心。ここは慌てず落ち着いて魚を走らせずのやり取りで、ドラグを調整しながら手早く寄せて鯉78cmを追釣。

日付が変わった午前0時にも、またまたセンサーが鳴る。小雨の中。ダッシュで取り込みに行く。「よっしゃー」と喜んだのもつかの間、何か変?、リールを巻くが魚体の重さ以外にラインに妙なテンションが加わっている。「うーん、こりゃもしや?」・・・ヘッドランプに微かに浮かぶラインは杭を周っている様子。おまけに魚が横走りしたらしく隣の竿のラインまで引っ掛けているようだ。竿をあおると隣の竿の穂先が一緒にしなる。一度竿を持ち替えてもう1本の竿を巻いて見るが、外れない。今度は両方の手で2本の竿を持ち、クロスしたラインを外そうとしていたら、・・・うーんどっちの竿にヒットしたのか分からくなってしまった。そうこうしてる内に雨が本格的になったので仕方なくトラブった竿はそののままにして車内に戻った。

夜中は土砂降りになったが、幸いと云うか残念と云うか、その後はアタリ無く熟睡。明け方まで降り続いていた雨が止んだ6時半に起き出し、絡まったままになっていた2本の竿の仕掛けを直し、打ち返しをする。水量は前日より上がっている。撒きエサを打つとモジリが出た。

しばらく随所でモジリが出ていたがそれも収まった8:40、数時間ぶりのヒットで鯉60cmを釣り上げたが後が続かず、時刻は10時を過ぎる。今回は雨が気がかりなので早めの撤収を考えおり、そろそろ時間が気になりだす。今は止んでいる雨も午後からは再び本格的な降りになる予報が出されている。「なんとかもう1本釣りたいが、そろそろ時間だな」といつもより少し早めに片付けを始めた10:50に水門前の竿が絞り込まれ、軽快にラインが引き出される。「来たっ!」ラストチャンス!素早くドラグを調整して、スプールの逆転に指でブレーキを掛けながらリールを巻く。杭をかわしたところからは一気に寄せ玉網を伸ばして無事ネットイン。・・・最後に来たのは鯉78cm。

片付けの最中までは曇り空だったが、帰りの道中は雨になった。

夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ2
鯉・90cm 鯉・68cm 鯉・76cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・7月19・20日
〔天候・風向〕
晴れ時々曇り・東風
〔水温〕
22度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針
〔釣果〕
鯉90cm・76cm・68cm 
〔コメント〕
風もあり暑い時期にしては釣りやすい条件だったが、地震の影響が出たのか?アタリは少なく。
久々に泳いで90cmをゲット!
 6月末に体調を崩し釣行を見送る週末が続いていたが、どうにか体も回復してようやく出撃。しかし7月も中旬になると連日30度を超すうだるような暑さで夏本番。そろそろ梅雨明けの発表がある頃だ。釣り場には深夜1時過ぎに到着。早速、竿のセッティングに取り掛かる。雲の切れ間から時折顔を見せる月が川面を照らす。少し欠け始めた姿が大潮から中潮に替わる月齢を教えてくれる。2時20分、第1投を済ませ車内で横になる。水温は27℃、明日も暑くなりそうだ。

6:20、最初のアタリで鯉68cmをゲット。眠いので再び横になり10時まで仮眠。今日は東風が吹いているのでサイドドアを開けていれば心地よい風が入り、我慢出来る暑さだ。10時42分!突然車が揺れ出し地震だと気づく。すぐにTVを付けると、震源は東北地方の沿岸で福島県まで津波警報が出された様子。「やばいなー、今のは震度3くらいかな?」正確にデータを取っている訳ではないが、経験上鯉釣りに関しては、地震の後は半日くらいは食いが良くないと思う。

昼を過ぎたのに次のアタリは無い。川面は風もあり波だっているので高水温の影響はさほど出ていないと思うが・・・。2時半、エサの状態をチェックするため竿を上げるがやはり食わせのタニシが残っている。とりあえず撒きエサだけを追い打ちした。16時、夕マズメに備え再度打ち返しをしていると、土手の上から声がする。今回も見知らぬ鯉釣り師の方と知り合える機械を得た。話を伺っていると、なんと私の自宅の近くにお住まいとのことでびっくり!その後、彼は少し離れた場所に入釣するとのことなので、お互いの健闘を願って別れた。

しばらくボーッと過ごしていたが、時間だけはあっという間に過ぎ、時刻はすでに夜〜深夜帯に入ろうとしている。「やはり地震が影響しているか?」車外に出て水面を観察する。春に1cm程度の大きさだったボラの稚魚が3cm程に成長して岸際を泳いでいる。4月の釣行時、遊びで採れてた大きな群れは、成長の過程で4分の1以下の数にまで自然淘汰された様子。注意深く観察していると身近な場所でも自然は色々なことを教えてくれる。

「このまま次のアタリが無ければ、ちょっとマズいなー」などと考えてるうちに何時の間にか爆睡モードに突入していた。朝は7時半に目覚め、仕掛けのチェック&打ち返しをする。風は前夜からの東風がまだ吹いており、地震からは半日以上経ったので、アタリが来る可能性はある・・・と思っていた8:40、久々にセンサーが入るが・・・残念ながらヒットしたのはアメナマ!しかし、髭のある魚が食って来たとなればいける!エサを付け直し打ち返しを済ませると、すぐにアタった。2本目は軽快に走る。心地よい引きを楽しんで鯉76cmを追釣。これで一安心。

食いが戻ったので、車外で穂先を見ながらの待機に切り替える。10時半、上手の竿に微かな変化があり、再びアメナマが食って来た。それを外している最中に隣の竿に強烈なアタリ!これはかなり大きい!数分間のファイトで杭を交わし手前まで寄せたが・・・姿を見る前にバレてしまう。「クソっ」しかし、間髪入れず下手の竿のセンサーが入り、勢い良くラインが出て行く!すぐさま水門を回りこんでファイト開始!これも中々の引きで走る。「やばっ」杭とラインが触れている。ドラグをフリーにしてラインを送り出す。「ダメか?」竿をあおり魚体の向きを変えようと試みるが・・・ダメ!仕方なくそのまま寄せに入るが、案の定杭に絡んで魚体が浮いてしまった。「さてどうする?・・・水温も高いし行くか!」ライフジャケットを着込み水に入る。今日はサポートの釣友も居ないので慎重に泳ぎ、杭に絡んだラインを外し道糸を持ったまま岸まで寄せて、ネットイン。計測の結果は90cmジャスト。久々に泳いだかいのあった1本をゲット出来た。

夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ3
アオウオ・86cm アオウオ・68cm アオウオ・64cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・8月2・3日
〔天候・風向〕
晴れ・無風〜南微風
〔水温〕
水温26〜27度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+
練りエサ併用のハイブリッド

〔釣果〕
鯉80cm・67cm・60cm
・56cm
アオウオ87cm・86cm・
74cm・68cm・64cm

〔コメント〕
やはり風が無いと真夏の日中待機はキツイ!アタリはそこそこ貰えたが大型は出ず。翌日曜は朝からボートの艇数が多く釣果出せず。
アオウオ・87cm 鯉・67cm 鯉・80cm
アオウオ・74cm 鯉・60cm 鯉・56cm
8月に入った最初の週末、自宅で遅めの夕食を済ませ、そろそろ出撃の準備でもと思っていたら今週も地震。揺れはほんの数秒、敏感な人しか気が付かない程度の揺れだったので「釣果に影響は無いだろう」と判断、気にせず出撃した。

今週は週の頭から大気が安定せず、各地でゲリラ的に雷雨があったが、それも平野部では収まったようだ。いつもより多少早く自宅を出発し、0時半には常陸利根川はお気に入りのポイントに着いた。

風も無く蒸し暑い熱帯夜の河原で一人竿をセットしていく。キャップライトの光に誘われて寄ってくる蚊の猛襲に耐え、なんとかセッティング完了。時刻は1:30、水温は28℃、鏡のように静かな水面に仕掛けの着水音を残しスタートした。

5時過ぎ受信機がアタリを知らせ、取り込みに行くがラインは出ていない。穂先は上下して小型のヒットを伝えている。とりあえず巻きに入るが、食い込みが浅くすぐにバレてしまった。続いて日が昇った7:15、土手の上で待機していると同じ竿に微かなアタリ。そのまま玉網を抱え竿の前で待っていると、フワフワと竿先が揺れセンサーが入る。「よしっ」今度は上手くフッキングしたようで軽快な引きが伝わって来る。数分のやり取りで釣り上がったのは小型のアオウオで86cm。再びエサ付けして打ち返しをすると、他の竿の前でも小型のアオウオがモジリを見せる。

10:00、水門下手側に出している竿に軽い前アタリが来た。スプールからラインを引き出し少し送り込んでやると食って来た。最初のヤツより型は小さいようだ。やり取りにも時間がかからず、あっさりとネットイン。これも小型のアオウオでサイズは68cm。

それにしても暑い!車内は朝から蒸し風呂状態なので今日は早朝から外で待機を決め込んでいる。寝不足に加え陽射しを遮るものもない河川敷は大変である。しかしそんな最中でも釣れる時は釣れるもの。釣り場では少し前から南よりの風が吹き出しているがそれも暑さをしのげる程の勢いはない。

次のアタリは12:00ジャスト、センサーが鳴ったので取り込みに向かったがエサだけを取られての空アタリ。すぐに仕掛けを打ち返し、ラインを送信機のスイッチに繋がったクリップに掛けた途端、そのままヒット!しかし、型は小さくこれもアオウオで64cm。「今日は小型のアオが続くな。どうやら群れが寄っているようだ」。夏の強烈な陽射しで水温も夜間より確実に上昇しているから日中は鯉のアタリは来ないだろう。そうするとおそらくこの後のヒットもアオ。昨年の釣行データから鯉のアタリが遠い時は、小型のアオが連続してヒットしてくる確立が高くなることが解っている。

13:30、目の前の竿にアタリ。ラインが一気に引き出され良型の予感がしたが、ピトンから竿を抜く時、強烈な魚の引きで竿がのされるような状態になってしまった。それでもなんとか竿を立てファイトに入ったが数回の引き込みでバレてしまった。これで続いていたアタリも暫く途切れる。

ようやくアタリが戻ったのは強烈な陽射しもピークを過ぎた16:00、数時間ぶりに水門前に出している竿にヒット。「これは中々の重量感だ」と思いファイトしていると、またも青い魚体が水面から浮かび上がる。小型といっても私にとってアオウオは貴重な価値ある1本。慎重に網入れして無事ゲット。サイズは87cmだが朝上げたヤツより2まわりくらい太い。

17:00、少し早いが夕方の時合いに備え全ての竿を打ち返した。前夜からの寝不足で少しでも横になりたかったので車内に戻る。汗をタオルで拭うと日焼けした顔がヒリヒリする。しばらくボーッとしていたがTVを見てるうちにうたた寝をしてしまったようだ。日中吹いていた風も止んでしまい、夕暮れと共に再び熱帯夜が訪れた。

20:00、水門上手の竿のアタリを知らせるセンサー音が鳴る。竿を持つが、引きはたいしたこはない。なんなく寄せて上がって来たのは鯉67cm。ここでようやく鯉が口を使い出し、釣れるパターンが変った。打ち返しをして再び車内に戻り待機していると23:10に同じ竿にヒット。これも小型で鯉60cmを追釣。

ようやく暫くアタリが途絶えつかの間の爆睡モードへ突入。夜間は全く風も無く、ベタ凪状態が続く・・・。

日付が変った夜中の3:00、久々に受信機がアタリを知らせ寝ぼけ眼で取り込みに行く。水門上手の竿にヒットで、アオウオ74cmを追釣した。これが夜中の時合いを知らせる合図だったようで、寝直しに入り再びうとうとし始めた3:40にアタリ、今度は水門下手側、3本出した真ん中の竿に来たが、型はさらに小さく鯉56cmだった。魚体の計測、デジカメでの撮影、リリースと一通り済ませエサの付け替えをしていると続けて隣の竿にヒット。こっちは重量感、引き共に良く慎重に寄せて鯉80cmをゲットした。

この後は1時間程でセンサーが鳴り、取り込みに行くが針掛かりしていない空アタリが朝まで続き、眠れない夜を過ごした。

朝7:00、寝不足気味の体を無理やり目覚めさせ一度外に出たが、ダウン。再び車に戻り横になるが、8:00には蒸し暑さで寝てられず。打ち返しをしようと竿のチェックに行き、異変に気がつく。1台の送信機のスイッチが長年の使用で接触不良を起こしたらしく、センサーON状態なのに発信されておらず、ラインが引き出され杭に巻かれていた。前夜は正常に作動しており、朝7時に竿を見た時は何も変化がなかったので、その後の1時間の間にヒットしたと思われ、なんとも悔しい思い、失敗だった。

今日は休日なので朝からレジャーボートがひっきりなしに通って行く。通過だけならまだしもウェイクボードを引いた艇が目の前30mラインで落水、再出発を繰り返しプレッシャーが高くなり魚の気配が無くなった。結局、朝のバラしもひびき、昼近くまで粘ったが日曜日の日中は釣果無く終わり撤収。

夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ4
鯉・74cm アオウオ・68cm アオウオ・71cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・8月14・15日
〔天候・風向〕
晴れ・南風〜無風
〔水温〕
水温30度・夜間は29度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリッド
〔釣果〕
鯉74cm
アオウオ71cm・68cm

〔コメント〕
水温は前回と同じ28℃だったが、やはり真夏の暑い時期なので活性上がらず、アタリは少なく苦戦。
 当初、お盆休みは涼を求め山間の渓流にある管理釣り場で家族サービスも兼ねて&BBQでもと考えていたが、子供達の予定が合わず断念。ならべいつものように出撃だーっ!と日中はエサ探しに精を出し、夕食を済ませてからのんびりとポイントに向かう。昨夜は風も無く蒸し暑かったが、今夜は僅かな南風が吹いているで多少は過ごしやすい。川面はざわつく程ではないが、小魚の群れも見受けられ大型魚も時折ハネている。水温は前回釣行時と変わらず28℃。「なんとか釣れるかな?」と考えながらセッティング。雲間から顔を出す月明かりの下、深夜1時半より第1投。

今回は久々に釣友のM氏も合流予定なので彼の竿だしのスペースを空けて待つことにした。

朝6時、目が覚めた。どの竿も変化無し。合流予定のM氏にメールを送ると「1km程上流に明け方到着して入った」とのレス。この時期、釣り人の数も少ないので、普段は地元の釣り師が入っている気になる場所に入釣したようだ。空けていたスペースに竿を入れ直し、撒き餌さだけ追い打ちした後、雑談がてら様子を見に行く。

30分程談笑し7時半過ぎに釣り座へ戻る。前夜からの風は少し勢いを増し水面にさざ波が起ち始めている。8時過ぎ、下手の竿に前アタリが出るが残念ながら食い込まず。

暫く間が開いた11:40、ようやくセンサーが入る。ラインは軽快なクリック音を残して引き出されたが、針がかりが浅く竿を持った時にはすでにバレていた。続いて12:35、隣の竿にひったくる様なアタリが来た。これはガッチリとフッキンング。慎重に寄せて鯉74cmをゲット。

朝から炎天下の中、車外で待機していたのでさすがに真夏の日中はつらい。川岸で素足を水に浸して涼んでいた13:00、すぐ横の竿にアタリ。竿を持つとグーンと穂先がしなり、大きくはないがゆったりとした引きが伝わって来る。ドラグを調整してしばしやり取りを楽しむと、杭の先で魚体が確認出来た。ぱっと見80〜90台の小型のアオ。ここは一気に寄せて・・・と思ったら、あっさり外れてしまう。

この頃から風が弱くなり水面は凪いで来る。14:30、水門前に出しいた竿にアタリがありようやく本日2本目のゲット。しかし型は小さく小型のアオウオで68cm。

17:00頃で風は完全に止んだ。これを機に仕掛けの点検&打ち返し。夕方から夜の時合いに備えるも、遠くの空で雷が光っている。おまけに少しずつ接近して来ているようだ。2時間程空は光っていただろうか?幸い直下で雷が鳴り響くことも、局地的な豪雨が降ることも無かったが、アタリも無かったので、気温を下げるくらいの雨が降った方が良かったかも?・・・。

夜中は爆睡し翌朝も6時に起床。竿を上げると、全てのエサが残っており、結局昨夜はまるっきり食い気が無かったようだ。

その後、小さいアタリはあるものの、食い込みが悪く竿に乗らず。そろそろ撤収と思い片付け始めていた11:20、久々に受信機からセンサー音。しかし型は小さく小型のアオウオ71cmをキャッチして終わる。

秋の釣り 秋分の日〜冬至までの釣果データ1
鯉・90cm 鯉・71cm 鯉・66cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・10月18・19日
〔天候・風向〕
曇り後晴れ・東強風
〔水温〕
19.5度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリッド
〔釣果〕
鯉90cm・71cm・66cm
・61cm
〔コメント〕
2ヶ月ぶりの釣行でした。釣り場では2日間とも東寄りの風が強く、仕掛けと撒き餌さを一致させるのに苦労しました。鯉はなんとか90cmをゲット。アオウオはヒットせず。
 9月は忙しくて釣行予定すら組めなかったが、10月の中旬を過ぎようやく釣りに行ける時間が取れたので2ヶ月ぶりの出撃。
秋シーズンもすでに半分を過ぎ、朝晩はだいぶ涼しさを感じる時期だが、平野部の河川は水温も安定し、条件が揃えば良型の期待が持てる。そんな思いを巡らせながら車を走らせた。

深夜0時半、いつものポイントに到着。風も無く穏やかな秋の夜、誰も居ない水辺では半分欠けた月だけが淡く優しい光で出迎えてくれた。竿をセットする傍ら水温を計測すると、表層付近で19.5℃。水に動きは無くよどんでいるように見えたが、セッティング完了時にはゆっくりと動き出した。入念にエサ付けをして午前2時にスタート。

車内で寝袋に入って寝ていたが、足元の寒気で目が覚めた。時刻は午前6時、外は前夜とは変り、東寄りの強い風が吹き出している。天候は曇り、風があるせいか体感的にひんやりとして、まだ上昇する気配は無い。仕掛けの投入から4時間だが、もう少し様子を見るため再び仮眠・・・。

8時過ぎにようやく起き出し打ち返しをする。強風で水面は波立っているが風で水が逆に押され、上手に流れている。撒き餌さも狙っているポイントまで届かず苦戦しそうな気配。午前中は仕掛けを作って時間を潰すが全く釣れず、昼から岸寄りに仕掛けを入れ直し、風向と流れからコマセのズレを再計算。食わせの着底しているポイントに入るように寄せエサを投入。すると30分程で待望のアタリが来た。型は大きくはないが、鯉66cmをゲット。しかしアタリは続かず単発で終了。

午後に期待していたが、並べた竿は風で揺れるだけで変化無く、開店休業状態。車内でボーッと待機していたら、何時の間にか寝入ってしまい気が付けば辺りは暗闇に包まれていた。

18時半、風が幾分収まっていたので、この機を逃さず全ての竿を打ち返す。日中より沖目を狙い、寄せエサは水分を増やし比重を上げ、仕掛けの投入ラインまで飛ばす。車内で簡単な夕食を済ませ待機していた20:40、久々にセンサーが鳴った。玉網片手にヒットした竿の前に来ると、スプールから勢い良くラインが出て行く。竿を持ち軽くあおってフッキングを確かめた後、ファイト開始!ずっしりとした手応えに良型の予感。数分は慎重なやり取りが続く。ドラグを微調整しながら徐々に魚体を寄せてくると、ゆっくりと良型の鯉が水面に浮かび上がる。さらに慎重に引き寄せ、無事ネットイン。網枠から尾びれがはみ出している。計測台に載せるとサイズは90cmジャスト。ようやくの2本目はグッドサイズ。

やはりこの後もアタリは続かず、今回はポイント周辺に群れが入って来て居ないようだ。車内で待機を続けるが、23時を過ぎてもアタリが無いので、日付が変る0時前にもう一度打ち返しをする。その後寝袋に入ったが、昼寝をしてしまった為中々寝付けない。仕方ないのでTVを見ながら秋の夜長を過ごしていると、久々に受信機からセンサー音。急いで取り込みに向かったが、残念ながらエサだけ盗られていた。気を取り直し、餌付けして再投入。

ようやく寝ついた午前4:00、センサーが鳴る。半分寝ぼけ眼で起き出し外に出ると、ヘッドランプに反射して水門前に出している竿のLEDが光っている。土手を駆け下り竿を持つが、引きはさほどでもなく型は小さそう。それでも数時間ぶりのアタリは嬉しいもので、特に夜間のヒットは魚体の確認をするまでは楽しい一時を過ごせる。1〜2分で手前まで寄せてキャッチ。鯉61cmを追釣した。

結局、夜中もこれ1本で終わる。夕方一時的に弱くなっていた風は、夜半から再び強くなり、水面は荒れている。

朝は7時半から仕掛けのチェックをして打ち返す。全ての竿の食わせが残ったままだったので、魚の活性は上がっていないようだ。ハネやモジリも強風で荒れた水面では確認できず。数百m下流には飛ばしウキを付けてスズキを狙っている地元の釣り師が早朝から入釣したようだが、アタッっていない様子。今朝はコンクリートクリート護岸の上まで波しぶきがハネ上がって来ている。

そんな中、8:10にヒット。隣の竿の仕掛けを引っ掛けて魚は流れに乗って沖目へ逃げる。それを強引にリーリングして寄せて来た。2本のラインが交差した状態のまま、竿を数回あおってラインを解きにかかると、上手い具合に絡みが解けた。そのまま玉網を伸ばし取り込みに成功。
4本目は鯉71cm。その後は昼まで粘ったが、アタリ無く撤収。

秋の釣り 秋分の日〜冬至までの釣果データ2
鯉・75cm 鯉・68cm 鯉・61cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・11月8・9日
〔天候・風向〕
曇り一時雨・東微風
〔水温〕
水温16度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリッド
〔釣果〕
鯉・75cm・68cm・61cm
〔コメント〕
土日とも天気は曇りで肌寒く、アタリはあるものの、食い込みが浅く苦戦。アオウオはヒットせず。
 11月に入り、ここ数日は朝晩の冷え込みも厳しくなり、季節は足早に晩秋の気配を色濃くして行く。前回の釣行からは3週開いての出撃。自宅を23時半に出発し、お気に入りのポイントには1時過ぎに到着した。

まずは川の状況を確認。流れは無いが水温はまだ16℃をキープしている。夜間のためハネは確認できないが、周辺に魚が居ればなんとかなりそうだ。今夜は曇っているので冷え込みも厳しくない。午前2時半、北寄りの微風が静かに水面を撫でていく中、仕掛けを投入し仮眠に就いた。

朝9時、車の屋根を叩く雨音で目が覚めた。予報ではそれほど崩れることは言ってなかったが・・・。雨はまだ降り始めらしく止みそうな感じもする。とりあえずアタリが無いので仕掛けのチェックをして打ち返しをする。沖目では数引きのモジリが出ている。コマセが効けば食って来るだろう・・・。

幸い雨は本降りにならず昼過ぎには止んだが、気温も上がらず肌寒いので今日は車内で待機。13:40、アオ狙いで出している竿のセンサーが入ったが空アタリ。

その後も受信機からのヒット音は無く、2時間程昼寝をして16時に打ち返しをするが、朝から水の動きが悪いせいか?予想以上に活性が無い。コマセの匂いが届いていない様子で、中々食って来ない。どうしたものか、あれこれ考えていた17:30にようやく水門上手の竿からのセンサー音が鳴り響く。

急いで取り込みに行くと、リールからラインが引き出される音がしている。すぐさまファイト開始!引きはそれほどでもなく中型クラスの鯉をすんなり寄せて来た。さあ!ネットインと網を伸ばして魚体を入れた瞬間、針が外れ魚は網の外へ大きくジャ〜ンプ!・・・とっさに腕を伸ばしたが届かず、ゆっくりと水中に消えていく鯉のシルエットだけが虚しく脳裏に残った。

逃がしてしまったものは仕方が無い。エサを付け直し、仕掛けを再投入。

それにしても今回はアタリが遠いなー。そろそろ落ちの時期ではあるが、アオを含めて去年はまだ釣れていたので、次のアタリに期待。

その後車に戻り、簡単な夕食を済ませTVを見ながら待機していた21:30、今度は水門下手の竿にヒット。そこそこの引きを楽しみながらも慎重に寄せて、ようやく鯉75cmをゲット。続いて22:30、同じ竿に連続ヒットしたが、食い込みが浅く巻いた途端にすぐバレてしまい、結局この日は1本のみ。

翌朝は7時50分より打ち返し。8:15には最初のヒットがあったが、ファイト中に隣の竿に絡んでしまい、竿をくぐらせて解いている最中にバレる不運が重なる。しかし、9:40、再び同じ竿にヒットして鯉68cmをゲット。10:15にもアタって鯉61cmを追釣。

その後、11時にも隣の竿にアタッたが竿を持った時点で、すでに横走りされ外れた後だった。今回はアタリはあるが食い込みが浅く、かなり苦戦した釣行だった。

秋の釣り〜秋分の日〜冬至までのデータ
12月は仕事が忙しく竿だし出来ず。

仕切り線

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