タイトルロゴ2

サブタイトル

〜過去の釣果データ 〜

仕切り線

2009年釣果データ

冬の釣り〜08年冬至〜09春分の日までのデータ
1月〜3月は仕事が忙しくて釣り出来ず!

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ1
今期初入釣の常陸利根川 鯉・90cm アオウオ・70cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・4月18日・19日
〔天候・風向〕
曇り〜晴れ・北東〜南東・
夜間は無風/19日は早朝より東のやや強い風が吹く
〔水温〕
16,0度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
鯉・90cm・70cm・67cm・
66cm・57cm
アオウオ・70cmの計6本

鯉・70cm 鯉・57cm 鯉・67cm
〔コメント〕
今シーズン初釣行で鯉は良型をゲット。
この時期にしては、抱卵している個体は釣れず。

  まだ4月だというのに、先週は初夏を思わせるような晴天が続き、季節は一気に新緑のシーズンに入った感がしていたが、5ヶ月ぶりの釣行日は小雨の降る少し寒い朝を迎えた。会社での仕事をほぼ定時で終え速攻で帰宅。木曜の夜は雨の予報が出ていたので、食わせに使うタニシは予め、水曜深夜に用水路を徘徊して確保していた。自宅で夕食を済ませ、風呂に入って仕事疲れを癒す。その後は釣具一式を車に積み込んで出撃準備完了。
23時、期待を胸に車のキーを回す・・・そして今シーズンの幕が開けた。

ここ2年のパターンだと、常陸利根川の4月はあまり数は出ず、水温が安定するGW明けから6月の方が明らかに活性が高くなり釣れるようになると思うが、3月下旬〜先週まで雨も少なく、気温も高めに推移しているので、去年より1週早い入釣だが、型は見れるだろう・・・。

途中、給油や食料の調達でポイントには日付が変わった0時40分に到着。
風は北東でやや強く、小雨もパラついているが雨はすぐに止む。水温は16度、静寂の中いつものように竿を順にセットしていき、午前2時に第1投。車内を片付けた後、寝袋に入り仮眠・・・zzz。

 朝は7:30に目覚めた。暫く外をボーッと眺めているとセンサーが鳴る。慌てて寝袋から飛び出して竿のもとへ行くが、1発目は空アタリ。9時を過ぎると夜中から吹いていた風が少し弱くなってきた。すると川の流れと風で、少し沖目に潮目が出来ている。そこへ全ての竿を入れ直す。この時間、天気は曇りで気温もまだ上がって来ない。10:30、再びセンサーが鳴る。今度はラインがたるみ魚は手前に走った様子。しかし、竿をアオって巻きに入った途端外れてしまった。残念だが、エサを付け直して再投入。10時、ようやく雲間から薄日が差し、暖かくなって来たので外で待機。11:00、同じ竿の穂先が入りヒット。今度はガッチリ針掛かりした。数ヶ月ぶりの魚体を慎重に寄せてネットイン。今シーズンの初物は小型のアオウオで70cm。

次のアタリは14:00、昼食後車内で昼寝をしているとセンサー音で起こされた。リールからは、軽快にラインが出されて行く・・・。竿を持つと大きくはないが小気味良い引きが伝わって来る。そのまま寄せて鯉の57cmを追釣。
この時間帯から風は南東に向きを変え、午前中より晴れ間が広がる。気温も上がりすっかり春らしい陽気になった。続いて15:30にもアタリで先程よりサイズアップの鯉70cmをゲット。

16:20、久々に釣友のM氏が竿出しのため釣り場に到着。と同時にヒットして鯉67cmをゲット。そのまま2人で話込んでいた17:55にもアタッて鯉68cmを追釣。この後M氏は少し離れた場所で竿を出すとのことで移動。気が付くと辺りには夕闇が迫り、風の止んだ川面は静けさを取り戻す。

日が落ちると気温も急に下がって4月の夜はまだ寒い。小型の湯たんぽを寝袋に入れ、TVを見ながら時間を潰し、21:00過ぎに打ち返しをする。夜中に一度目が覚めたが、川の流れに変化は無くベタ凪が続き・・・アタリなし。

今朝も7時30分に目が覚めた。昨夜とは打って変わり東の強い風で水面は荒れ模様。8時にエサのチェックをするが、回収した全ての仕掛けにはエサが残ったままなので、新しいタニシに付け替え再投入。10:00、水門下手側の竿のセンサー音が鳴り響き、穂先を絞り込みながらスプールからラインを引き出して行く。ドラグを調整しながらすぐファイトに入ったが、隣の竿のラインを引っ掛けて魚体は走る。止む無く左手でヒットしている竿を支え、右手は交互に絡んだ竿のリールも巻きながら、慎重に寄せて無事に取り込んだ。80cmの玉枠から尾びれがはみ出ていたので、計測台に乗せると90cmジャストの嬉しいサイズ。
この1本の後は、アタリも無くなり昼で撤収した。

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ2
今回はアングル式の竿立てを使用 鯉・72cm(4日の午前中ヒット個体) 鯉・70cmと釣友M氏 〔河川名・日時〕
常陸利根川・5月2日・3日
・4日
〔天候・風向〕
晴れ・2日・3日は南〜南東微風
4日は南東のやや強い風
〔水温〕
2日は17,0度〜上昇し、
4日は20,0度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
釣友はタニシ+ダンゴ
〔釣果〕
鯉・72cm×2本・67cm・
63cm・62cm・60cmの
計6本 釣友釣果・鯉70cm
鯉・63cm 鯉・72cm 隣に並ぶM氏の竿
〔コメント〕
先週の雨で乗っ込みに入った模様。アタリは単発で食いが続かず。
初日のポイント選定中、ドッグ内でもハタキ確認。
 いよいよGWに突入した。早い人はすでに長期滞在で竿出ししているようだが、私が釣りに行けるのは2日〜4日まで。今回も仕事が終わった金曜夜から出撃した。

 家の前を流れる江戸川では先週の雨で鯉の乗っ込みが始まり、自宅裏の水路にも数匹の群れで泳ぐ姿が見受けられ、狙うには良い時期だが、好釣な常陸利根へ迷わず向かう。車を走らせ0時過ぎには釣り場に着いたが、すでに先行者。別の場所を探し、いくつかのポイント見て周り、釣り座を決めたのが午前3時。それから竿をセットして4時からスタート。

水温は17度で風は無風。辺りが明るくなり始めた頃、ようやく寝袋に入った・・・が、6時過ぎにはセンサーの音ですぐに起こされる。「アタリだっ!」と思い外に出たが、いつ来たのか?ヘラ師がすぐ横で竿を出していて、私の竿のラインに引っ掛けての誤作動。おまけに謝りもしない。少し頭にきた!が7時半には移動して行ったので一安心。今朝の川は流れも無く苦戦しそうな気配。とりあえず撒き餌を入れ直し待機する。8時半頃からはようやく南風が吹き始め、水面に変化が出るがまるっきり魚の気配無く14時まで爆睡・・・zzz。

その後周辺の様子を見に行くため、荷物を片付け一度釣り座を離れたが、他もあまり釣れていない様だったので、30分程で戻って再び竿を出し直す。

17:15、ようやく最初のアタリが来た。型はそれ程でもなくすんなりゲット。
上がって来たのは鯉の63cm。

19時をまわった頃、釣友M氏が合流し隣に竿を出す。都内で自営業を営むM氏、ここ数年は土日も仕事で中々釣行時間が作れず、かりに竿が出せても夕方から翌朝までの短時間スタイルが多かったが、このGWは久々にゆっくり釣りが出来るとのこと。一通りポイントの底の状態と今日の魚の活性、仕掛けの投入点をアドバイスして、お互い車内で待機。同じ周波数帯のセンサーでヒット音だけ変えてあるので、アタリがあったらどちらに来ても判るようになっている。

 夜になると風は止んだが、まだ釣れそうな感じはある。21:30、私の方にセカンドヒット。竿を持つが、これも1本目と同サイズ。玉網を持って隣で待ち構えるM氏の元へ魚体を寄せてネットイン。鯉60cmを追釣した。

夜はもう一度センサーが鳴ったが、前夜からの睡眠不足で爆睡モードに入っていた私は気が付かず、受信機の電池が切れても夢の中。M氏に窓を叩かれて起こされたが、魚はすでに外れてしまっていた様なので、そのままにして朝まで再び夢の中へ・・・。

2日目は7時半に起きて打ち返し。今日も天気は晴れで水面を南風がやさしく撫でている。午前中に一回センサーは入ったが、針に掛からず。その後はウェイクボードを牽いたボートが岸寄りを何度も通過して釣りにならず。

昼を過ぎ静かになった13:30、ようやく穂先が入った。前日より良い引きを楽しみながら釣れて来たのは鯉67cm。

 今回は天候が良すぎるのか?先週の雨で常陸利根も乗っ込みに入り、ハタキが済んだ一服状態なのか?アタリがあっても単発で終わり後が続かない。

17時に2人揃って打ち返しをしてそのまま談笑しながら待機していた18:05、M氏の竿に待望のアタリ。ダッシュで竿まで走り、ファイトを始めるM氏。穂先のしなりから本命の鯉がヒットしたようだ。久しぶりの鯉の引きを楽しんで寄せて来た魚体を、無事ネットに収める。計測の結果は70cm。2本針の吸い込み仕掛けを使っているM氏も、常陸利根ではアメナマに悩まされており、今回の食わせはタニシ。

次のアタリはやはり間隔が開いた21:15で私の方に来た。ラインが出て行かないのでバレて根掛かりしたか?と思ったが、そのままリールを巻くと少し重い抵抗のまま暴れることも無く鯉の72cmが上がる。再び時間が開いて、深夜の0:15にもヒットして鯉の62cmを追釣した。しかし単発アタリで夜中はこれで終わり。

 最終日は6時に起きて打ち返しをする。その後一人で川を見ながら待機していると、7時から裏手のポンプが揚水のため稼動を始めた。少しでも水が動けばチャンス!M氏を起こし彼も打ち返しをする。・・・8:00、私の竿のセンサーが入った。ヒットと同時にラインが沖へ引き出される。竿を持つとトルク感のあるゆったりとした引きが伝わり、小型のアオか?と思われたが、寄って来たのは綺麗な体型の鯉で72cm。

この後、10時前後から南風が強くなり、良い感じで水面がざわつき始めたが、2人の竿にアタリは無く、正午で撤収した。・・・が、このレポートを編集している5月5日の夜、M氏から携帯にメール・・・「時間が出来たので、常陸利根にまた着てる。土砂降りの中、今さっき竿を出し終わったよ!」・・・どうやら今期のM氏はスイッチが入ったようだ(笑)

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ3
小雨が降る常陸利根川 鯉・89cm 鯉・80cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・5月16日・17日
〔天候・風向〕
曇り後雨
夜間は無風・日中は南風
〔水温〕
18,0度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
鯉・89cm・80cm・68cm・
56cm
アオウオ・57cmの計5本
アオウオ・57cm 鯉・68cm 鯉・56cm
〔コメント〕
木曜の夜は前線の影響で北の強風が吹き、土曜の日中までは魚の活性が低かったように感じたが、夜間には戻り、食いの立つ時合いがあった。
 GWもあっ!という間に終わり、いつもの日常が戻ってきた。前回はもう少し粘って良型を上げたかったが、残念ながら撤収時間が来てしまい納竿。
今回は、サイズアップを狙っての出撃だが、木曜の夜は前線の影響で猛烈な北風が吹き荒れ、翌朝の気温も平年を大きく下回った。おまけに週末の天気は下り坂。魚の活性にも影響がありそうだが、エサも確保していたので、とりあえず自宅を出発した。

途中寄り道をしていたので、釣り場には午前2時30分に到着した。風は無く水はよどんでいる。キャップライトの淡い光源が水面を照らすと、それに驚いた小魚の群れが逃げていく。セッティングをしながら水温を計測すると表層で18度ある。明日は南風が吹くことを期待して3:30スタート・・・。

 2時間半程仮眠を取った6時に目が覚めた。川の様子を見るため外に出て水面を眺めていると、いきなりのアタリが来る!穂先を大きく絞り込み、クリック音と共にラインが一気に引き出されて行く!慌てて竿を持つと、ずっしりとした手応え。ドラグを調整して巻きに入る。すでに沖へ逃走している魚をポンピングで寄せるが、巻いた分だけすぐにまたラインを引き出される。「今日の相手は中々パワフルだな」と思いながらも慎重に岸際まで寄せて、無事ネットに収めた。数分のファイトを楽しんで顔を見せてくれたのは89cmの鯉。

朝の1本目から目標達成で一安心。その後は8時に寄せ餌だけ追い撒きして周辺の散策に出た。

 戻ってからは、車内で待機。天気は曇っているが、まだ雨の降り出す様子は無い。そよそよと南風が吹き始め、釣れそうな気配になっては来たが、期待とは裏腹に午前中は次がヒットせず。昼過ぎに仕掛けの投入点付近で数匹の鯉のモジリが出たが、針掛かりする事無く、何時の間にか姿をけした。その後、釣り場を通りかかった鯉釣り師の方とも少し話をしたが、「アタリが無いので早上がりした」とのこと。やはり水が動かないとダメかな?夕マズメに望みを託して車内でゴロ寝することに・・・zzz。

 17:00、相棒のM氏が来て数百m離れた場所に竿を出した。M氏が竿のセットをしている間、今日の川の状況から「夜間に魚の活性が上がるはずだから注意だよ」と伝え、自分の車に戻る。辺りに夕闇が迫る18:55、半日ぶりにセンサーが鳴った!急いで竿まで駆けつけると、これも良型がヒットしたようでスプールから勢い良くラインが出て行く!両サイドの竿に絡まないよう注意しつつ、頃合いを見て一気に寄せネットイン。追釣したのは鯉80cm。

夜になると、前夜同様に風は止んでしまった。日中から殆んど水は動いていない。しかし、こういう状況でも、1日の内短時間だけなら食いが起ち、アタリが集中する時間があるものなんだけど・・・今では無さそうだ。夕食を済ませた後は、早めに寝袋に入った。

23:25、寝ていた車内にセンサー音が鳴り響く。外に出ると、何時の間にか小雨が降り出している。その雨の中、軽快な引きで釣れて来たのは小型のアオウオで57cm。「あっ!これはヒットのパターンが変わったな」。そう判断して、M氏に知らせようと携帯を見ると、彼も「22:40に鯉の64cmが釣れたよ」とのメールが入っていた。前回の釣行後も、一日置いて単独で常陸利根に入釣したM氏は2本の鯉を上げていたので、ようやくアメナマ地獄から脱出したようだ。今日はボイリーでも狙っているようだが、これはコーンにヒットしたと言っていた。

ようやく時合いが訪れた。この時間帯は集中しようと体を起こして車内待機していた0:40にヒット、雨の止み間を縫って暗がりの中竿を操作しリールを巻く。型はそれほどでもないが、引きは結構楽しめる。寄せの途中、隣の竿のラインを引っ掛けたが、バラすこともなく鯉68cmをゲットした。

更に一時間が過ぎた1:50、再びセンサーが鳴る。これもサイズ的に大きくは無いが貴重な1本には変わりない。慎重に寄せて玉網を伸ばして無事キャッチ。
追釣したのは鯉だが、尾びれが切れてしまっていて、大きさは56cm。背びれにも傷があり、何度か釣り上げられた個体のようだ。幸いにもその傷は治りかけているように見えたので、そのままそっとリリース。

アタリがあるのは嬉しいが、段々とサイズが落ちてきた。なんとなくやばい。

いやな予感は的中してしまう。その後はアタリも途絶えてしまったので、朝まで寝ることにした。明け方一度目が覚めたが、車の屋根にあたる雨音で外に出る気になれず、そのまま爆睡・・・zzzzz。

 ようやく寝袋から這い出したのは午前9時。打ち返しのため竿を見に行くと、ラインがたるんだのが2本に、センサーがうまく入らずにクリップが外れた竿が1本。「あららっ、失敗したなあー」、寝ていた時間にアタっていたようだ。餌を付け直し最後の打ち返しを済ませた。夜半からの雨は小降りだが、まだ続いている。時折止み間があるが、再びポツポツ落ちて来る。TVでは、今日は1日荒れ模様といっていた通り、釣り場でも強い南風が吹き出した。

撤収間際の11:50、待望のセンサーが入ったが、残念ながら針掛かりせずの空アタリ。これで納竿した。

春の釣り 春分の日〜夏至までの釣果データ4
霧で見通しが利かない常陸利根川 アオウオ・112cm アオウオ・112cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・6月13日・14日
〔天候・風向〕
曇り
13日は無風〜南東微風・14日は北東強風
〔水温〕
22,0度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
アオウオ・112cm・108cm
鯉・75cm・56cmの計4本

アオウオ・108cm 鯉・75cm 鯉・56cm
〔コメント〕
竿のセッティング中より久々に水が動き出す。釣果は全て13日の夕方までもの。
夜〜14日はアタリ無し。
 先週からすっきりしない天気が続いていたが、関東地方も例年より2日遅れて梅雨入りした。当初は5月末の釣行予定だったが、30日の深夜、自分にとっては釣りの師でもあった親父が亡くなり、ここのところ慌ただしい日々を過ごしていた。「当分釣りは出来ないなー」と思っていたが、「気分転換に行って来れば?」という女房の一言で出撃した。

釣り場には0時半に着いた。風は無く水温は22度。仕掛けのセッティングの最中から珍しく水が動き出す。午前2時に第1投を済ませ、一人静かに釣りが好きだった親父との釣行を思い出しながら眠りに就いた。

 寝入って幾らも起たないうちにセンサーの音で起こされる。時刻は3:50、急いでヒットした竿まで駆け寄るが、ラインは弛んでいる。走った様子も無く居食いか?すでにバレてしまったのか?・・・とりあえず糸ふけを取るためリールを巻いてみると、ゆっくりと魚が動き出した。引き自体は強烈ではないが、重量感が伝わって来る。5分程やり取りをしていたが中々距離が詰まらない。ドラグを締めポンピングで寄せようとするが、巻いた以上にズルズルとラインが引き出されて行く。ファイト時間が10分を過ぎた頃、ようやく一度チラッと黒い尾びれが見えたが、すぐ水中に消えてしまった。

まだはっきりと魚体の確認は出来ないが、鰭の大きさからメーターは完全に超えている、すでに10m以内の距離にまで寄せて来ているはずだが浮いてこない。尚も少しずつラインを巻き取っていったが、最後の抵抗とばかりに再び沖へ走られる。同じようなやりとりが何度か続き、ようやく背びれが確認出来た。アオだっ!久々のサイズにここはさらに慎重を期して、ファイトから20分程で無事ネットに収めた。計測の結果は112cm。

 ベテランのアオ師に言わせれば、まだまだ小型なんだろうが、久々のメーター超えに嬉しくて中々寝付けずに居たが、辺りが明るくなった5:50、川の状況を見るため車外に出た。法面から水際に降りると、先程アオを上げた竿の穂先が横を向いて揺れている・・・おかしいな?・・・ふとセンサーを見るとクリップが外れ、ヒットしている。どうやらスイッチがうまく入らなかったようだ。

慌てて玉網を持って着てファイト開始!トルクフルな引きから、これもアオだと直感した。すでに隣の竿のラインを引っ掛けて沖目へ逃走していたが、そのまま構わず強引に巻く。絡んだラインのせいで途中でバレないか心配だったが、なんとか岸まで寄せて取り込んだ。ネットインと同時に絡んでいた方の仕掛けが切れたが、事なきを得た。ファイト時間は1本目よりはかからず10分台でゲット。計測台に載せると、これもメーターを超えた108cm。

 早朝から2本上がったので一息つき10時まで仮眠を取り、その後は仕掛けを作って時間を潰す。昼の天気予報では、場所によって午後は雷雨があると言っていたが、今のところはまだ薄日が差している。14時前後からは北東風が吹き始め、川は朝とは反対へ流れ出した。

14:40、センサーが鳴った!竿を取りに行くと、リールからは軽快にラインが引き出されて行く最中。ドラグを調整して巻きに入る。まあまあの手応えだが、重量感はそれほどでもない。数分のやり取りを楽しんで鯉の75cmをゲットした。

この後は夕方まで車内でTVを見ながら待機。17:40、釣友のM氏が釣り場に到着。彼に今日の川の状況を話していると、アタリが来た。M氏に取り込みのアシストをして貰ったが、型は大きくは無く、鯉の56cmを追釣した。

M氏は周辺でポイントを探すとのことで釣り座を離れ移動。日が暮れると一気に風が強くなる。上空に寒気が入った影響か?気温は急激に下がり、水温との温度差で川面は霧が出て見通しが利かなくなった。

この気象の急変は魚の活性にも影響したようで、期待した夜間のアタリは全く無く、翌日も水面は波立ち、釣れそうな感じではあったが、撤収時までセンサーが鳴ることは無かった。

そういえば・・・初めてアオウオの魚拓を見たのは19歳の時だった。利根川へ入釣した際に立ち寄った釣具屋の天井に貼ってあったけ。思えばあの時も親父と一緒に釣りに行ってたんだよな・・・。こういうのを巡り合わせ・・・とでも言うのだろうか?帰りの道中ふと、そんな事が頭を過ぎった。

   

夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ1
絶版になって久しい鯉スペの遠投竿 鯉・75cm アオウオ・100cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・7月11日・12日
〔天候・風向〕
曇り時々晴れ
11日は南東〜南風・12日は無風
〔水温〕
24.5度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
アオウオ・100cm・84cm・82cm
鯉・90cm・75cmの計5本

鯉・90cm アオウオ・84cm アオウオ・82cm
〔コメント〕
気温・水温ともに高い時期だが、11日の日中は風があり過ごしやすかった。
条件が揃えば、日中でもアタリが来ます。
 関東地方はもう間もなく梅雨明けだが、この6・7月は例年以上に雨の日が多かったように思う。週の半ば、仕事から帰った平日の夜に釣行前のエサ採りをする私にとって、雨の降っていない日を狙って用水路に行くのだが、ここ数週の火曜〜木曜は天気が崩れてばかりいたため、採るタイミングが合わず釣行を見送っていた。

 今週はなんとかエサの確保が出来たので久々の出撃。23時に自宅を出て釣り場には日付けが変わった0時25分に到着。川辺には心地よい南風が吹いており、蒸し暑さは無い。水温は24.5度ど高めだが、水面は適度にざわついている。梅雨の中休み、雲間から顔を覗かせた月明かりの下、仕掛けをセットして1:40よりスタートした。

 最初のアタリは午前4:50、1番下手に出した竿に来た。毎回のことだが、1本目は緊張する。ヒットした魚種とサイズで、その日のおおよその魚の活性を判断する私には非常に重要な1本なのでバラしは禁物。

すでに夜が明けた岸辺に立ち、ポイントを荒らさない様に出来るだけ静かに寄せて取り込んだ。上がったのは75cmの鯉。まだ時間が早いので打ち返しを済ませ車に戻る。

続いて6:25、同じ竿のセンサーが2回目のヒットを知らせる。
網を持って急いで駆け寄ると、穂先が僅かに動いているが明快なアタリではない。軽く聞き合わせると、良型の手応えが伝わって来た!スプールが逆転し、リールからは勢いよくラインが引き出されて行く・・・。

相手が沖目へ出たところでファイト開始!ドラグを調整しサミングしながらラインの出方をコントロール。ポンピングをして少しずつ魚体を寄せるが、水底を這うように泳ぐ相手はまだ浮いて来ない。大きくしなる竿の先からは、一定の角度のままでラインが水中に没している。

この引きの感じから、相手はアオウオだろう!だが、大きさはそれ程でもない。慎重なやり取りをしていたため、10分程時間はかかったが、岸まで寄せて無事にネットに収めた。サイズは1mジャスト。

 朝も7時を過ぎると曇の間から陽が射し始める。幸い昨夜から風があるので、暑さはしのげそうだ。午前中は車のサイドドアを全開にして仮眠を取る・・・zzz。

昼近くまで爆睡してようやく眠気が抜けた。今日は天気が良いのでバスボートの数が多いようだ。そのボートの往来が一時無くなった12:20、今度は1番上手のセンサーが入る!

ヒットしたのは鯉で中々の重量感なのだが、以外にも沖へ逃げるような気配は見せず、すんなりと寄って来た。岸際で多少暴れたがそのまま難なく取り込んだ。計測台に載せると90cmのグッドサイズ。

これを機に、他の竿も仕掛けのチェックのため一度上げて打ち返す。

15時過ぎ、早朝釣れた竿の前で良型のモジリが出る。・・・まだイケるか!・・・16:20、予想通りセンサーは入ったがラインが出て行かない・・・竿の前でしばし待機・・・うーん、空アタリか?数分待って聞き合わせると、ようやく動き出した。適度な量感を伴って軽快に逃走する相手だが、ファイト中に黒い魚体が見えアオウオと確認出来た。バラさないよう注意しながら寄せて84cmを追釣した。

続いて17:30、朝と同じ竿に本日4回目のアタリ!竿を持ってリールを巻き始めるとずっしりとした手応え!「よっしゃーっ、本日最大」・・・と思った途端、強烈な引き込み!・・・それをなんとか耐え、ドラグを調整し本格的に巻きに入ったところでフッと抜けたような感じでバレてしまった。

がっかりしながら仕掛けを回収すると・・・ハリスがブッツリ・・・取り替えていた新品の巨鯉ハリス10号だったのだが・・・?根ズレは無かったので、おそらく切れた原因は、食わせのタニシの殻がファイト直後にテンションのかかっていたハリスに触れて切れてしまったもの思われる。

夜になって風は止み、川は静かになった。夕方のバラシ以降アタリは無くなり車内待機が続く・・・23:45、久々のヒットも釣れたのはアメナマ。結局夜間は水も動かず、他に空アタリが1回で終わる。

翌朝は6時から起きて打ち返しをするが、風も止んだままの厳しい状況。それに追い討ちをかけるようにバスやウェイクボードの船が行き交いだす。

10:30、ボートの間隙を付いてアタリが来たが竿にのらず。手早くエサのチェックをして同じ位置に入れ直す。11:15、再度アタリ!今度はヒットした。残り時間も無いので慎重に寄せてアオウオの82cmを追釣、これで納竿。

ちなみに、このレポートを書いている7月18日現在、関東地方は平年より6日早く梅雨明けし、夏本番を迎えた。


夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ2
南風でざわめく水面 鯉・70cm 鯉・67cm  〔河川名・日時〕
常陸利根川・7月25日・26日
〔天候・風向〕
曇り時々晴れ
南風強風
〔水温〕
25.5度〜27,0度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
鯉・70cm・67cmの計2本

〔コメント〕
梅雨明け発表後もぐずついた天候が続いていたが、週末の天気予報はハズレて日中は真夏の
強烈な陽射しが照りつける。南風が吹くも、高水温で活性上がらず。
 梅雨明けしたはずの関東地方だが、20日以降は再びぐずついた天気が続いている。予報では今週末の天気は曇りで気温も30度を下回るとのこと。
ならば・・・、と出撃決定。
雨の止み間を縫ってエサを採りに行き、金曜の22時にいつものように自宅を出た。途中食料の調達やら幾つかのポイントを見たりしながら、のんびりと釣り場に向かい、日付が変わった0時50分に到着する。

 今夜は南からの湿った風が吹いていて前回の時より蒸し暑く感じる。
水温も25,5度とやや高い。到着時はまだ星が出ていたが、セッティングの最中から雨がポツポツ落ちて来る。しかし、本降りになる気配は無さそうだ。
2時15分に第1投を済ませ、車内で待機に入るが、風が強くなり車が揺れている。この風がもっと強く吹くことを願い眠りに就いた。

翌朝は8時まで爆睡。予報に反して天気は晴れている。すでに真夏の強烈な陽が射し、ドアを開けていても車の中は蒸し風呂状態。幸い、前夜からの南風はあるので、外で待機した方が暑くても体感的には楽そうだ。ただし、体にあたる風は熱風だが・・・。第1投後〜朝マズメ時を過ぎてもアタリが無いので9時半まで待って仕掛けの打ち返しをした。しか〜し、昼を過ぎても一向にアタら無い。念のため水温を再計測すると27度まで上昇している。「あちゃ〜っ、今回は久々に厳しい状況になりそうだ!」。

その後もアタリの無いまま時間だけは過ぎていったが、18:30に待望のセンサーが鳴る!しかし、喜んだのもつかの間、巻きに入った途端にあっさりとバレてしまった。

この後、夕マズメ〜夜間も全くダメで、翌朝は諦め気分で6時半に仕掛けのチェックをした。、やはり全ての竿のエサが残ったままで、食い気がまるで無い。これでダメなら早めの撤収と決め、エサを付け替えて打ち返す・・・。

 2時間後の8:30、久々にセンサーが入る。急いで取り込みに向かうと、ヒットした竿は勢い良く曲がり、リールからは高速でラインが出されて行く。良型を信じて慎重にファイト。かなり沖目まで引き出されたラインをゆっくりと確実に巻き取ってくる。重さはそうでもないが、結構な引きを見せる相手に最後まで気を抜かず寄せて無事ネットイン。サイズはそうでも無かったが、食い渋り状況での70cmは価値ある1本。デジカメで撮影後は魚体が弱らないうちに速攻でリリース。続いて8:50、同じ竿に再びアタった。これも高水温にめげず軽快に走る。数分間の楽しいやり取りの時間はあっという間に過ぎ、取り込んだのは67cmの中型鯉。この2本以降は再びアタリも無くなり、昼まで粘っていたが時間切れで撤収。
 

夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ3
9月は第2週目に釣行しましたが、釣果無しでした。(9月12・13日)

秋の釣り〜秋分の日〜冬至までのデータ1
10月は第1週目に釣行しましたが、釣果無しでした。(10月3・4日)


穏やかな常陸利根川 鯉・87cm 鯉・60cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・10月17日・18日
〔天候・風向〕
曇り後晴れ
無風〜夜間のみ南風
〔水温〕
18.0度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
鯉・87cm・60cm・55cmの計3本

〔コメント〕
ここ2回の釣行は、対象魚の気配がまるっきり無くボーズが続いていたので、釣果が出てホッとした。
水温は適温の範囲だったが、当日は水の動きが悪かったように感じた。
 天候不順だった短い夏が過ぎ季節は秋を迎えている。
9月の2週目・10月の1週目と釣行していたが、いずれもアタリ無しで終わり、この秋はまだ釣果が出ていない。

その2回の竿出しで感じたのは、ポイント周辺に鯉やアオウオの気配がまるっきり無かったこと。春は調子が良かっただけに、釣れない原因が解らない。
たまたま釣行のタイミングが悪かっただけなのか?・・・不安を抱えつつも出撃した。

釣り場には深夜0時に到着。水温は18℃で風は無く、水はよどんでいる。
明日は曇りの予報だが、日本海側にある低気圧の影響で南風が吹くとのこと。虫の声を聴きながら竿のセットを済ませ、午前1時30分よりスタート。

 4時間ほど仮眠を取った6時前には目覚めたが、眠気が抜けず寝袋に入ったまま暫くボーッと過ごす。
7:50、そろそろ仕掛けのチェックをしようと外に出ると、水門前の竿が不自然に曲がっている。
「やや沖目に打っていたはずだが」?・・・とりあえず仕掛けを上げてみようとリールを巻くが、すでに根掛かり状態。

どうやらヒットした魚が岸寄りに動いた為、センサーが入らなかったようだ。
何回か竿をあおったが外れないので、仕方なくラインを切ろうと道糸を持って引っ張ると、上手い具合に掛かりから外れた。すると、道糸が手元からスルスルと引かれ、まだ魚が付いている様子。ラッキー♪そのまま竿を持ち直し軽く寄せてゲット。秋シーズン最初の1本は87cmの鯉。

 ボーズから脱却して気を良くしたのも束の間、その後が来ない。
予報通り天気は曇りだが、あてにしていた南風は殆んど無く、静かな水面を眺めるだけの時間が続く・・・。ハネもモジリも全く出ないので、昼寝をして時間を潰す。

15時過ぎ、通りがかった鯉釣り師の方と立ち話し。いつもHPを見てくれているとのことで、こちらも気軽に話をさせて頂いた。

夕方になっても次のアタリは無く、寄せ餌だけを追い撒きして車に戻る。
夕食を済ませ、TVを見ていた20時頃から待望の南風が吹き始める。
21:20、受信機のデジタル数字が4番竿にヒットしたことを表示する。やっと来たアタリに急いで外に出ると、淡いブルーの光源が点滅している。ピトンから竿を抜きリールを巻くと、小型の鯉が釣れ上がり追釣したのは55cm。

今晩は冷え込みも無いし、南風が吹いている間がチャンス!と待っていると、日付が変わった0:35にセンサーが鳴る。しかし巻きに入った途端バレてしまう不運。結局夜中はこれで終わり。

翌朝は6:40、6番竿にヒットした。初めてのベイトタックルでのやり取りになったが、ドラグの調整に少し戸惑ったくらいで、無事60cmの鯉をキャッチ。

この後は全ての竿の打ち返しをしたが、昨夜からの風も止まり、上空には秋晴れの空が広がっている。川は、時折通るバスボート以外静か過ぎる状況になってしまい、11時30分で納竿。


夏の釣り 夏至〜秋分の日までの釣果データ4
アオウオ・105cm 鯉・90cm 鯉・75cm 〔河川名・日時〕
常陸利根川・10月24日
・25日
〔天候・風向〕
曇り後雨・北東強風
〔水温〕
18.0度
〔仕掛け・エサ〕
タニシ1本針+練りエサ併用のハイブリット
〔釣果〕
アオウオ105cm
鯉・90cm・75cm・70cmの計4本

〔コメント〕
前週より他魚を含めて活性が高かったが、風雨が強くエサ打ちに苦労した。
10月としては気温が上がらず肌寒く感じた。冷たい雨が降ったので、今後水温も下がると思う。
 先週は秋シーズンの釣果がようやく出てホッとしたが、ポイント周辺での鯉の動きは、今ひとつだったように感じた。

10月は月末の土曜が出勤日になっていた為、次回の釣行は11月に入ってからを予定していたが、週末再び連チャンでの出撃が可能となった。
木曜の夜に用水路を徘徊して、なんとか餌の確保が出来たので、仕事が終わった金曜の夜から釣り場に向かった。

今回も水温は18℃、風も今のところは無く、先週と同じような感じだが、ボラのハネが頻繁にあるのと、岸寄りに居る小魚の活性が上がっている。「少しは期待出来そうだ」。1時間30分程セッティングに費やし、深夜2:30から竿を出した。

車内を片付け、寝入ってから2時間、受信機が最初のアタリを知らせる。
時刻は4:30、1番上手の竿にヒットした。外へ出ると夜明け前の冷え込みで気温が下がり、少し肌寒く感じる。

キャッップライトに照らされたラインは横へ引かれ、魚は上流へ走っている。手に持った竿を通して伝わる感触から、中型クラスの鯉だと思うがパワフルな引きで楽しませてくれる。この大きさならそう慌てることもなく、寄せて来たところで網の中へ。サイズは70cm。

その後は再び仮眠を取り、朝は8時過ぎに起きる。外は何時の間にか北東の冷たい風が吹き、すでに水面はザワついている。

今回は、先週の釣行で気になったセンサーのスイッチ部分を改良しようと思っていたので、早速待機中の車内でクリップを付ける作業を始めた8:30、受信機が2番竿にアタリのアナウンス。急いで取り込みに向かう。

今度のは重量感ある手応え。慎重にファイトを開始する。ジリジリと引き出されるラインの量を、指でサミングしながらドラグを締めて調整する。隣の竿と絡まないように、魚の走る向きは竿を寝かせてコントロール。数分間の短いやり取りの後、アオウオの姿が水面に出る。バラさぬよう注意しながら寄せて、無事ネットイン。計測の結果は105cm。

午前中は2本で終わる。それにしても今日は朝から気温が上がらず寒い。

日中半袖で過ごせた先週とはまるっきり状況が変わり、15時前からは雨が降り出し、風も益々強くなって来た。
日没前に打ち返しを済ませておこうと思ったが、荒れ気味の天気にしばらく様子を見ることに・・・。

夜になっても風は収まる気配が無く、夕食を済ませた21:40、風雨の中カッパを着込んで打ち返しに出て行くと、タイミング良く2番竿のクリップが勢いよく外れ、ラインが出て行く。玉網を持って来て、そのままファイトに入り取り込んだのは朝の鯉よりサイズアップの75cm。

続けて来るかな?と思ったがアタリは単発で、夜中は爆睡・・・zzz。

翌朝は7時30分に起きて打ち返しをするが、北東の強風がまだ吹いており、仕掛け・撒き餌さ共に思った位置に投入するのに苦労した。
雨は明け方で一旦、止んではいるが、まだ降って来そうな曇り空。この強風の中大会でもあるのか?バスボートが集まっていたが、8時過ぎにはそれぞれのポイントへ散ったようだ。

10:15、突然のセンサー音が受信機から流れる。強風での誤作動か?
と思ったが、外に出ると5番竿が大きくしなっている。急いで竿を持つと良感が伝わってくる。ファイトを始めるが、相手は一気に走ることはなく、ただ力強く悠然と泳ぐ手応えに、アオウオだと思っていたが、いきなりフッと軽くなった。「やばいっ、バレたか」!リールを巻くと虚しく、エサの付いた仕掛けだけが上がってきた。

残念がっても仕方ない・・・が何か変?・・・エサが付いたまま?・・・よく見ると隣りの6番竿のセンサーのクリップも外れ、穂先がしなっている。・・・ヒットしてたのはこっちか!慌てて6番竿を握るとこっちが本当のヒット竿。
5番竿は、ただ絡んだラインが引っかかってただけで、そのテンションでサンサーが入ったようだ。

今度はベイトのドラグを調整して、再びファイトする。隣に出てた竿はすでに上げてしまったので横に走っても問題なし。竿をあおってハイギヤーのリールで一気に寄せると良型の鯉が浮き、そのまま玉網に入れて無事ゲット。
体長は90cm。荒れ気味の中での1本が出たところで、のんびりと撤収準備を始めて、12時で釣り場を後にした。
 

秋の釣り〜秋分の日〜冬至までのデータ1
11月は第1週目に釣行しましたが、釣果無しでした。(11月7・8日)
秋の釣り〜秋分の日〜冬至までのデータ2
12月は仕事が忙しく竿だし出来ず。

仕切り線

トップへ戻る






inserted by FC2 system