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〜ビギナーズガイダンス・リールで狙う!鯉〜

仕切り線

鯉釣りってどうやるの?道具は?そんな疑問にお答えするコーナーです。

STEP1・タックルを揃えよう!
タ ッ ク ル〜竿
竿 巨鯉竿 投げ竿 ダイワメーター倶楽部MH
シマノ鯉列伝
mamiyaOP巨鯉竿 DaiwaLONGBEAM25・400T Daiwa巨鯉MH/shimano鯉列伝
投げ竿から磯竿・石鯛竿・鯉専用竿等、鯉釣りに使える竿は釣具店に行けば迷うほどの種類がありますが、鯉釣り初心者が使うなら高価な磯竿や石鯛竿は必要ありません。とりあえずは安価な投げ竿がお勧めです。長さは3.9m〜4.2m前後で先径が2mm位のなるべく穂先の柔らかいもの、オモリ負荷20号〜30号を基準に探すとよいでしょう。いきなり5mクラスの磯竿や石鯛竿を使っても、重い・長い等の理由から使いこなせない可能性もあります。竿は手の延長ですから、自分の体格にあった使い易いものを選びましょう。最初はだれでも思ったポイントに仕掛けを打ち込めないものです。誤った操作で高価な竿を破損するよりは気楽に使える竿の方が結局は早くうまくなるものです。
1本竿でも釣れますが鯉釣りは比較的待つ時間が長いので出来れば同じメーカーの竿を2本〜3本揃えます。
ただし、
あるていど釣りの経験がある方には鯉専用竿がお勧めです。


参考までに私が鯉釣りに使っている竿は
旧mamiyaの巨鯉竿や鯉スペの最終モデル・Daiwaの投げ竿、ロングビームTです。
(写真左・中)



※予算に制約がない方は最初から鯉専用の竿を購入しても問題ありませんが・・・。
ミニ知識〜鯉釣りに使われる竿の種類と特性

石 鯛 竿・・・荒磯のイシダイやカンダイ等の大物を釣るための竿で、速い潮の流れやイシダイの強烈な引きに対応できるように設計された剛竿。もともと磯の岩礁帯にピトンを打ち込んで使用することが前提なので、両軸リールとの組み合わせで使うように作られている。

磯   竿・・・防波堤や磯からの釣りに使われる磯竿の総称で、対象魚や背負えるオモリ負荷に応じて号数分けされている。リールを使ったウキ釣り〜カゴを付けての遠投タイプと種類も多くスピニングリールと組み合わせて使う。鯉釣りによく使われるのは4〜5号クラスのもの。

投    竿・・・スピニングリールと組み合わせて使うリール竿の総称で遠投性を持たせるためガイドが大きく作られている。種類も多く、対象魚別や、大物用としてメーカーが力を入れているものもある。鯉釣りに使われるのはオモリ負荷20号〜30号位で比較的穂先が柔らかいもの。シロギス等の砂浜からの遠投用に用いられる竿は穂先が硬く鯉釣りには向かない。

鯉専用竿・・・文字通りターゲットを鯉に絞って開発された竿。吸い込みダンゴに20号〜30号のオモリを背負う、竿にとっては過酷な条件をクリアし、かつ1メーターを超える巨鯉とのファイトにも負けることのない強さと、食い込み時の穂先のしなやかさを備えた竿。淡水大魚のアオウオやソウギョ釣りにも使える超大物竿で、好みに応じてスピニング仕様、ベイト仕様がある。

タ ッ ク ル〜リール
リール ダイワエンブレムX スピニングリール遠投モデル
shimanoバイオマスター DaiwaEMBLEM−X4000 DaiwaTOURNAMENT-S5500
ダイワスポーツマチックZ ダイワスポーツマチックX ダイワ巨鯉40
Daiwaスポーツマチック Z-BR Daiwaスポーツマチック X-BR Daiwa巨鯉40W
スピニング、両軸リールがありますが、初めての鯉釣りならスピニングリールが絶対お勧め!値段や使い易さからいっても無難です。道糸はナイロン6号〜8号を150m〜200m巻けるものを使います。両軸リールは石鯛竿や鯉専用竿のベイトリール対応モデルに組み合わせて使います。
ミニ知識〜鯉釣りに使われるリールの種類と特性

スピニングリール・・・
スピニングロッドとの組み合わせで使うリールで、スプールが上下運動をし、その周囲をピックアップベイルが回転してラインを巻く。ベールを起こすだけでラインがフリーになるので、初心者でも扱いが簡単である。両軸リールにありがちなバックラッシュはないが、構造上ラインによりがかかりやすい。

両軸受け リール・・・スプールを両サイドから支えるタイプのリールの総称で、スプール自体が回転してラインを巻く。スピニングリールに対して両軸リールと呼ばれる。スプールの回転方向と同じ向きにラインが出るので仕掛けを投げたら、着水と同時に親指でスプール回転にブレーキを掛けるサミングをしないと、バックラッシュ現象が起きてしまう。構造上、ラインによりはかかりにくい。

タ ッ ク ル 〜ライン・オモリ・玉網・仕掛け類
ライン 道糸6号ライン 鯉用10号 鯉用12号ライン
鯉釣りに使う道糸は6号〜10号位と幅がありますが、普通は6号〜8号、根掛かりや大型の鯉、アオウオやソウギョが釣れる可能性のあるエリアでは10号位を使用します。リールには150m〜200m位を巻いて置きます。
オモリ ひし型オモリ コイン型オモリ 小判・小田原型オモリ
コイン型、ひし型、小判型、なつめ、小田原型等各種ありますが、釣り場の流速によって使い分けます。私は主にコインとひし型の中通しを好んで使ってますが、これは水中での仕掛けの安定性と浮き上がりのよさからです。

針・ハリス 市販の吸い込み 新素材ハリス ハリの色々
針とハリスは市販の吸い込み仕掛けがよいでしょう。自作の場合、ハリスは新素材糸(ケプラーやダイニーマ)の6号〜8号を使用します。私の場合、針はソイ針の17号〜19号を使用してますが各人の好みによりますので狙う鯉の大きさに合わせて下さい。

玉網・
竿立て
竿立て 60cm枠の網 80cm枠の網
竿立て
リール竿をセットしたら竿立てに置きます。ステンレス製の高価なものもありますが、市販の安いものでも十分です。アングルタイプやピトン、Y字型や折りたたんでコンパクトになるもの等色々市販されてますので、竿の本数分準備します。

玉 網
鯉の場合、「魚が釣れたらゴボウ抜き」とはいきません。魚体が大きいためそのまま抜き上げたら竿が折れたり、鯉の口が切れたりします。取り込みは、枠の径60cm以上の玉網を使います。

その他 ヨリモドシ・ラジオペンチ 夜釣り用ヘッドランプ ABUのバネ秤
ヨリモドシ・ゴムカン等の小物類にラジオペンチ、予備のオモリや仕掛けは勿論ですが、計測するならメジャーやハカリ、夜釣りの場合はヘッドランプなども必要です。
※尚、アタリを知らせるのにセンサー等を使う場合もありますが、1セット揃えるとかなりの金額になりますので、鈴で十分です。市販の防犯ブザー等で代用も出来ます。
※アタリ感知用の鈴ですが、穂先に付けるよりリールのベイルに付けた方が巻き上げや投入時の落下、カラミのトラブルが防げます。


STEP2・ポイントを知ろう!
ポイントの選定
川のカーブ 捨石の先 水中の捨石 杭の周り
川の流れがカーブしてる場所 自然護岸に捨石 水中にある捨石の落ち込み 杭の周り
コンクリ護岸と障害物 テトラポットの下流側 橋の側 水門や吐き出しの際
コンクリ護岸の捨石帯 テトラの先や下流側 橋等の障害物周り 水門や吐き出しの際
鯉釣りに遠投は殆んど必要ありません。上記のような場所を見つけたら竿を出して見ましょう!
投入距離がわからない時は、とりあえず、岸よりの駆け上がりに1本、もう1本を岸から
10m〜15m位に投入してください。エサの打ち返しは最低2時間位は待つことです。
山上湖から平野部の汽水域にまで幅広く生息する鯉ですが、はじめての釣りの場や、鯉釣り初心者の方はどのような目安でポイントを決め、仕掛けをどの位の距離に投入すれば?・・・といった疑問にぶつかると思います。しかし河川でも湖沼でも鯉がエサを捕る場所は決まっており、簡単にいえば、エサとなる食べ物がある場所です。
具体的には
、底性生物が集まる岸よりの浅場や障害物廻り、大きな河川と支流との合流点、生活排水などが流れ込む吐き出し等

季節によっては産卵のために浅場へ入ってきたり、冬が近づけば深い場所へ移動したりと、水温の変化によっても食ってくる時間や投入距離が多少ずれたりしますが、基本をマスターすれば子供でも女性でも楽しめるのが鯉釣りです。


STEP3・どんなエサで釣るの?
エサを付けた状態これは私が普段使ってる吸い込み2本針仕掛けです。



←食わせエサはコーンと市販の手作りイモです。
ベイトページへジャンプ
エサに付いての詳しいことは当サイトの
ベイトページを御覧下さい。
雑食性の鯉は動物性のエサも植物性のエサも、およそ口に入る大きさのものはなんでも食べる悪食家です。そのためエサの選択には悩みが付き物ですが、逆に考えれば季節や場所によっては色々なエサを試したりすることが出来るので、これも鯉釣りの楽しみのひとつです。
一般的にはネリエサをダンゴに握って寄せエサにし、これに食わせエサを付けた吸い込み仕掛けや、ゴカイやタニシを付けたエサだけをそのままポイントにぶっこむ釣り方、両者の複合型等があります。

ベースエサ 鯉師・三色コイミー タニシ吸い込み・イモ吸い込み
巨鯉や鯉パワーはベースエサ+ 匂いで鯉を引き寄せるエサを加え+ 食わせの成分を混ぜる
寄せエサを何種類かブレンドして好みのエサを作ります。基本的なパターンはベースとなるエサを決め、それに食わせエサの成分の混じっているものを配合します。

上記のエサは私がやっている配合の例です。
1・ベースエサとして巨鯉または鯉パワーを1/2袋位容器に入れます。
2・これに鯉師を1/3袋位入れ、粘りを出したいときや養殖系の鯉が多いところでは三色コイミーを加えます。
3・使用する食わせエサによってタニシ吸い込みやイモ吸い込みを1/3袋位入れます。
4・場合によってはタニシを適量まぜてハイブリット化したり缶詰コーンの煮汁や日本酒等を容器に一緒に加えてます。

特に決まった配合はありませんので、好きなように混ぜてもいいし、1種類の寄せエサ単品で使用してもいいと思います。


STEP4・鯉の釣れる季節は?
3月 3月の中旬以降〜シーズンに入りますが。暖かい日が2・3日続いて水温が上がらないと釣れません。
4月 寒の戻りで寒い日は冬の釣り、暖かい日は大胆に狙いましょう。早いところでは鯉ののっこみも始まります。
5月 4月の後半〜気温・水温共に安定し、春の好期です。GWは初心者が鯉釣りを始めるには好条件。
6月 梅雨に入ると雨の日が多くなりますが、水温が適温になっているので増水で濁っていなければ釣れます。
7月 梅雨が明けると夏の日差しが照りつけ日中よりも夜釣りが面白い時期です。夜釣りにチャレンジしましょう。
8月 日中は暑くて釣りになりません。夜釣りをメインに考えて下さい。カーボンロッドは導電帯。落雷には注意!
9月 9月に入っても高水温は続きます。またこの時期は台風の季節ですので河川の増水には注意が必要。
10月 残暑が終わり、朝・晩涼しくなってくるとようやく適水温、秋の好期です。昼・夜問わず釣果がでます。
11月 夕方日が暮れると急に冷えてきますが、10月の好期はまだ続きます。
12月 吸い込みで釣れるのは12月一杯位です。この時期は鯉釣りなら深場をメインに考えましょう。
1月 風がなく穏やかな冬晴れの日は釣れるチャンスがあります。汽水域ではゴカイ、湖沼ではアカムシでの釣り期。
2月 この時期は殆んど釣れませんが、汽水域ではゴカイエサで釣ることが出来ます。超大物が釣れる可能性アリ。
釣りが好きな人は1年中どこかで竿を出していますが、やはり鯉が比較的釣りやすい季節にはじめることをお勧めします。
上の表は月ごとに簡単な狙いを書いてあります。
鯉がよく活動する水温は16℃〜24℃位の範囲でプラス、マイナス2℃位までが、吸い込みで釣れる目安になります。


STEP5・あとは実践あるのみ!
私のHPではあまり詳しくわからないかも知れません。
しかしここまで読んで貰ったら、あとは実際に鯉釣りにチャレンジしてみて下さい。
釣りは習うより慣れろ!です。

仕切り線






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